おやつの時間
おやつをかんがえてみよう!

おやつはもともと3度 の食事をおぎなうものです

甘いものの食べすぎは食事時の食欲を減退させてしまうばかりではなく、糖分の消化には多くのビタミンやカルシウムが必要とさせます

おやつの回数が多ければ栄養バランスの悪い食生活やむし歯になりやすくなってしまいます。

糖質を含んだ粘着性の食品は歯が酸にさらされる時間を長くしてしまいます

クッキー・シリアルフレーク・ポテトチップのようなでんぷん質がお口の中にのこりやすい食品です

むし歯をつくらないようにするためには回数(だらだら食いをしない)と口の中にいつまでも食品が残らないおやつや組み合わせ・食べる順序などを考えるといいですね

乳糖はむし歯を作る力は他の糖類より低いですが、長時間そのままにしておくと細菌が順応してむし歯を作りやすくしてしまいますので注意が必要です

『○○を食べたらダメ』という禁止ではなくて 糖分の摂取回数を控えめにすることが基本です

糖質を含んだおやつを食べた後に麦茶やお水などを飲んだりすることも効果的です

甘いおやつの代わりにバナナやりんご・おせんべいなどにするのもいいですね

また 野菜などを使ったおやつなどをお子さんと一緒に手作りするのも野菜嫌いをなくす方法で一石二鳥かもしれません

食事の後の歯みがきはもちろん必要です

噛むことはとっても大事

噛むことでしっかりしたあごを作り歯を強くする

噛むことは脳の働きを活性化させる

噛むことは肥満を防止する

軟らかい食事(パンやハンバーグ、グラタン、スパゲッティなど)やおやつなどを取る事が多くなりました

食べやすくやわらかい食べ物が主流になったことで あごが発達せずに 歯が正しい位置 に生えてこないことなど 様々な問題が起きてきます

きれいな歯並びにするためにも 乳歯から永久歯に生え変わる頃が一番大切な時期といえます。噛むことであごの骨と顔の筋肉が発達し丈夫な強いあごになりその骨の上に歯が沿うようにして生えてくるからです。

またよく噛むことで脳細胞が活発になり 学習能力や運動能力など様々な利点があります

たんぱく質やカルシウムなどを 食事やおやつなどに上手に取り入れて 丈夫な強い歯にすることが大切ですね

キシリトール

キシリトールってなんだろう?

キシリトールは天然の甘味料で、シラカバやカシを原料におもにフィンランドで生産されています。

安全性はWHO(世界保健機構)でも認められており、とても安全な甘味料だといえます

私たちの口の中では、食事やおやつなどにより酸を唾液の働きによって中和し、溶けたエナメル質を再石灰化するということがおこなわれています。

しかし酸の発生する量と回数が増えると再石灰化が追いつかずにむし歯になってしまうのです。(唾液の働きは人によって様々です)

キシリトールは唾液の分泌を刺激し、中和を促進させます。そして唾液中のカルシウムがエナメル質と結びつき再石灰化を活発にします。

ただ せっかくのキシリトールも虫歯を作り出す砂糖が含まれていては、歯みがきの後に口にするのはキケンです。

なるべくキシリトール100%の表示のものを選ぶといいでしょう。